院長婦人のつぶやき

令和1年7月から15年程前を振り返って「(昔)史上最悪の事務員を解雇するまで」を書いてます。私より年上の事務員A子。雇い主の私にマウントするハートの強いおバカかさんでした(;^ω^)

(昔)A子の指導者としての資質

開業から7年目


あい、


変わらずのA子。。。。


義母経由のご縁で面接して


新しく迎えた
スタッフB子ちゃんは、
素朴な19歳の女の子


ちゃんと日本語も話せる
(日本人の)若者で
素直さと優しさを兼ね備えた
期待の星!


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が、しかし、
早速
A子が潰しにかかったのです


多分、
B子ちゃんが仕事をこなす事で
唯一無二の自分の存在を
脅かされると思ったのでしょう。


(まっ、それは、当らずも遠からず(;^ω^))


素直で
覚えも良く
働く姿勢も誠実なのですが


A子、
教えないんです。。。仕事



基本的な事や、流れは
そこそこ、教えるのですが


一度教えた事を二度聞かれると
途端に形相が変わり
気軽に聞けない雰囲気が。


そして、
気軽に聞けないから
B子ちゃんが自分で判断するでしょ。


判断して対処した事が
A子の思っていた流れにならないと
B子ちゃんに
A・「どうして、聞かないの!」
と、怒るでしょ。


B子ちゃんは、
次は、どうしていいか迷い
私に聞くでしょ。


で、
B子ちゃんが私に聞いた事が
A子は、面白く無いんです。


それでも
私なりに教えて
後で、「違う!」とB子ちゃんが責められない様に


A子には、
私・「B子に、こう、教えましたから。」
と、伝え、
もし、その事でA子が
B子ちゃんの仕事が気に入らなくても
責任は、教えた私に有る事を示すのですか、


それも、気に入らない(;一_一)




そんな、こんなで
1ヶ月が経とうとした頃


究極のいじめを始めたA子


それは、
B子ちゃんに仕事をさせない。


何に手を出しても
A子にダメ出しをされ
やった仕事も無言で手直しをされ


やっている仕事さえも
これ見よがしのため息をついて
横から割り込み
奪い取る。


する事が無くて


ぽつんっと
座っているB子。


人間、
何が苦痛か
辛いかと申しますと


他人様から必要とされない
無視をされる孤独。


この究極の仕打ちを
A子は仕掛けていたのです。


私は、なるべくB子ちゃんと話す様にして
困っている事、辛い事を聞き
対応策を考えたり。。。。。


A子にも
私・「A子さんも、何回も聞かれると、腹も立つでしょうけれど
   (B子は、そんなに聞いていないんですよ。聞いても2、3回。普通です(;'∀'))
   根気よく、教えてあげて下さい。」
と伝えると、


A・「教えてます!」


そうね、そう言うとおもったはわ・・・・・
私・「そうですね。(まったくそう思わないけどね。)
   指導をするA子さんの大変なのは分かりますが
   B子さんにとって、医療関係の言葉は
   初めて聞く事も多く様子も分からないでしょうから
   ゆっくり、根気よく教えてあげて下さい。」
と、お願いした所


A・「仕事は、見ながら覚える物です。
   昔は、私達の頃は、そうでした!
   私も、そうやって覚えました!」


そうね、
以前、私にもその言葉、言ったわよね。


A・「それに、仕事は、自分で見つける物です。
   今の子達は、与えられた仕事しかしないんですもの。
   自分の頭で考えて、行動する事をしないんです。」


なるほど、
正論だわ。


しかし、
それは、
先輩や上司がもてるだけの情報を
惜しみなく、後輩に与え
その上で
後輩の失敗、問題
全ての責任を負うぐらいの気持ちで
「さぁ~、考えて行動しなさい。」
と背中を押すのが
指導者としての努めでしょうが!!!


指導も中途半端で
情報も中途半端で
「さぁ~やりなさい!」
で、
不手際が発覚すると
分析、指導もせず
突き放し、


ただ、ただ
不機嫌にため息をつき、
無言のプレッシャーをかける。


そんな環境下で
B子ちゃんの笑顔が薄く
言葉も少なくなり、
体重も減って行ったのです。


恐るべし
A子負のパワー。


このままでは、
B子ちゃんの体と心の健康が持ちません。


それでも、
「辞めます。」
とは言わないB子ちゃん。


頑張りやさんなのです。



1年が過ぎ
A子は、変わらない。


それでも
B子ちゃんは、頑張って
仕事を覚えてくれました。


B子ちゃんの優しさが
患者さんに伝わり
患者さんからの評判は
すこぶる良好。


ならば、
B子ちゃんの頑張りを
後押しできる事を考えましょう。



B子へちやんへ。
私・「B子さん、本来の仕事以外のストレスの中で
   仕事を覚えて、頑張ってくれて、ありがとうね。
   患者さん達からの評判も、とてもイイのよ。」


B・「いえ、いえ、私なんか、まだまだです。」


私・「そんな事ないですよ。 
   もう、十分、安心して任せらます。
   ほんと、助かっています。」


B・「そう言っていただくと、とても嬉しいです。」


私・「そこで、今月から、B子さんのお給料を上げますね。
   A子さんと、変わらない仕事をこなしてくれていますので
   7年の差がありますが
   A子さんと同じくらいの金額にしたいと思います。
   基本給は上げられないけれど
   精勤手当として、上乗せしますね。」


B・「えっ?! そんな(=゚ω゚)」


私・「私は、B子さんの仕事をA子さんと変わらないと
   評価します。
   それに、A子さんと同じお給料を貰ったら
   A子さんに何言われても
   自分は、ちゃんと評価されていると
   自信につながるでしょ。
   なんなら、「ざまぁみろ~!」ぐらい 
   思っちゃってイイからね( *´艸`)」


B・「あはははーー(≧▽≦)」



実際、
B子ちゃんが頑張ってくれているおかげで
私は、それまで
診療が終わってから
毎日2時間ほど残業してやっていた
諸々の、雑用、経理等の仕事を
診療の合間に出来るようになり
殆ど残業をしないで済むようになったのです。


ありがとうB子ちゃん!